医療法人済生堂 増田病院(日本医療機能評価機構認定病院)

増田病院は、地域社会に役立つ病院を目指し、信頼と安心の医療を提供できるよう日々精進しています。リハビリ機能によって高齢者・障害者のQOLを高め、相互に協力しあい、患者様主体の医療活動を行なっております。

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理事長挨拶

医療法人 済生堂 増田病院の特徴

増田病院には外来と病棟（75床）があります。外来では、私の他に循環器、腎臓、呼吸器等の診療や各種健康診断を行って、皆さまの健康増進をサポートしています。
そして病棟では、急性期病院から転院してきた患者さんは、当院で継続的な治療やリハビリなどを受けながら入院生活を送っています。この他に通所リハビリ、訪問看護ステーションと居宅介護支援事業等といった事業所が併設されています。

先に述べたナーシングホーム野里とは、平成26年6月に開設した「看護師のいる有料老人ホーム（42床）」のことで、この施設の大きな特徴は、ホームの看護師による医療必要度の高い方のお世話が出来ることと、増田病院からの定期的な訪問診療を受けられるところにあります。もちろん、介護スタッフを配置してご自宅と同様に安心して暮らしていただけるようできる限りの配慮をしています。
また、西北五地域の在宅医療の将来を考え、増田病院のリハビリ部門の作業療法士、理学療法士などのスタッフをさらに充実させたいと考えており、ご要望があれば老人ホームへの訪問リハビリ(現在、休止中)にも対応できるようにしたいと考えています。

病院・訪問サービス・有料老人ホームの3事業を核として

現代は、長い入院生活から在宅復帰されても、ご家族による介護が非常に困難な時代になっていると私たちは考えています。その原因は様々ありますが、例えば①退院しても、自宅でのリハビリが不十分で寝たきりになってしまった。②地域性により訪問看護や訪問診療体制が不十分で、自宅にいても不安がある。③老人ホームや介護施設が不足していて空きがなく、受入れてもらえない。④家族が同居していないため面倒を見てくれる人がいない。などが挙げられます。

そこで当法人は「病院事業」をはじめとし、「訪問看護、訪問診療、訪問リハ、通所リハなどの訪問サービス事業」の2本の柱の他に、もう1本の大切な柱「有料老人ホーム事業」を加えました。この3本の柱が固く結束してサービスを提供していく事は、皆さんがこの地域で安心・安全に暮らす事につながるため、非常に重要な要素になるかと思います。
これからも、私たちはこの大きな3つの柱を大切に育てていき、この地域に貢献できるように努めていきたいと考えています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

増田病院 理事長
増田 満枝